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インターハイの代わりに? 文科大臣杯??

インターハイ 2020 は中止が決定

すでにご存じのように2020年度の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)は中止と発表されています。詳しくは👉こちらをご覧ください。

 

文科大臣杯とは??

インターハイの代わりに「文科大臣杯」 萩生田氏が提案 朝日新聞より

上の記事を見ると、中止されたインターハイ(夏季大会)の代わりに、熱心に部活に取り組んできた高校生たちの進路のことも考えた上での案とのこと。
中止が決定されて1週間も経たずに、案ベースだとしても高校生たちのことを思ってのこととしては気持ちはありがたいと感じる。

しかし、それとともに次のような話しもニュースで出てきている。

 

学校が9月入学に?!

”9月入学”「社会全体で共有できるか課題」文科相 NHKより

こちらの発端はある高校生のツイッターからとも言われているようですが、現状で小・中・高校生とすでにオンライン授業などの遠隔対応により授業などを進めている学校もあると聞く。かたや、まったくその対応がとれない学校もあるだろう。むしろそのおような学校の方が多いと思われる。学力の地域格差の懸念があるための意見として検討段階に入りそうとのこと。
9月入学によるリット・デメリットをまとめてみた。

メリット

  1. 教育について
    先ほど記載したように現状では学校の再開が全国でばらばらのため、地域格差が出る可能性が高くその解消のため。
  2. 受験について
    現在の受験時期が冬が多く、近年は雪などの受験トラブルが出てきておりその解消のため。もちろん、1.教育に関連する格差の解消もあるだろう
  3. 留学について
    ご存知の方も多いと思うが、海外のほとんどは秋入学で世界基準となっている。そのため留学の促し・受け入れもしやすくなる

デメリット

  1. 習慣について
    現在の日本では卒業・入学はもちろん春のイメージ。桜や卒業の歌なども良く聞かれますよね。
  2. 就職について
    上記の卒業にそって各会社も入社は4月からが一般的です。9月になることで就職試験や公務員試験などはもちろん、それに伴う資格の受験にも関わる。
  3. 進学について
    就職に関連するが、進学では冒頭で上げたスポーツなどによる進路決定もあるが、現状では9月入学にすることで全競技・カテゴリーの部活・スポーツ活動に影響が出てそのような生徒・学生の進学にも影響が出るだろう。
  4. 会計年度について
    国や各自治体は4月から3月で定着をしており、そこにも影響が懸念される。

など、ぱっとあげるだけでも以上のようなメリット・デメリットが考えられる。デメリットにて上げた会計年度については、もともと秋入学だったものを大正時代の始めに会計年度に合わせて春に入学を変更した経緯があるようです。

 

どちらにしても第1にしてほしいこと

変更するにしても現行で実施するにしても、最優先として考えてほしいのは、今まさに学校に通う生徒・学生たちや現場を預かる各学校の教員などの関連スタッフたちのことである。もちろん、それぞれに臨機応変さが求められる中で、特に政治家たちは現場で困惑する目線に立ったうえでの責任ある発言・行動をしてほしいものである。

9月にすることが決まれば、冒頭に上げている文科大臣杯もただの案で終ることになっていくだろうし・・・。

 

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