甲子園を中止の方向で調整に・・・
参考
夏の甲子園、中止へ センバツに続きコロナで給仕の夢が・・・20日正式決定
スポーツ報知より
8月10日開幕予定の夏の甲子園を主催している日本高野連と朝日新聞社が新型コロナの影響で中止の方向で検討しているようだ・・・。
夏の甲子園の中止は、
- 1918年 👉 米騒動
富山県で起こった米の高騰が全国に波及し、すでに14校が大阪入りをしていたが中止 - 1941年 👉 戦争の影響
全国的なイベントが文部省からの通達で地方大会半ばで中止
1942年春~1946年春まで中断
以来となる。もちろん、選手や大会・チームの関係者の安全を優先してのことだろう。
中止の判断材料
- 緊急事態宣言が延長されたことによる休校延長により地方大会の調整が困難
- ケガのリスク
- コンディション不良による熱中症の懸念
などが主な要因と思われる。
すでに同時期に開催予定であった下記の大会の中止決定も考慮した上でのものだろう・・・。
- インターハイ(全国総体)の中止
8月10日 - 全日本大学野球選手権の中止
8月12日(本来は6月開催を延期)
残念であるが誰も悪くない
今年の高校3年生の代の主な競技に関しては、これで春と夏の全国大会の両方とも中止が濃厚となってしまった。
(インターハイの中止に関してはこちら!)
仮に開催して、全国から関西に高校が集まり、そこで感染が広まり球児が各都道府県に戻って感染が再拡大してしまったら・・・。特に、感染者がこれまでより増える地区もあるかもしれない。そうなってしまったら、取り返しがつかないわけであり、ワクチン等が開発・実用化されない限りはその可能性はむしろ高いだろう。
各都道府県大会はこれから
各都道府県大会は各地区の高野連と相談をしながら可否を決定するようだ。緊急事態宣言が解除されている府県もあるため、こちらはまだ開催でいる可能性が高い。各競技含めてそのような措置も念頭に入れてほしいと感じる。
(静岡県の各競技の動向はこちら!)
感染者は減少しているが、各医療機関では今までと同じように重症患者の対応をしており、その人たちの感染リスクも高いわけだ。医療従事者の感染者が増えれば感染者数が今までより減少しても医療崩壊は起こるということを忘れてはいけない。