2020年度 全国選抜大会神奈川県予選(コロナ禍により中止)
全国選抜大会出場のための神奈川県最終予選が始まる
昨年度はこの大会が中止となり、その大会の前に開催された新人戦で優勝した我がチームはそのまま全国選抜大会に出場することができました。しかし、本来であればまずは年明けのこの大会で神奈川県2位以上に入ることが必須になります。神奈川県の2位以上になると、今度は関東大会に出場できます。この関東大会(2月上旬)で出場条件をクリアすると、そこで初めて全国選抜大会(3月下旬)に出場できるのです。
今年度は無事に神奈川県の最終予選も開催されそうで、その組み合わせが決定しました。
私のサポートする横浜創英高校女子ハンドボール部の対戦相手は川崎市立高津高校に決まりました。強豪です!
神奈川県選抜予選の仕組み
神奈川県の選抜予選は1次と2次に分かれています。1次予選は、先日行われた新人戦になります。この大会でベスト8に入ると1月に開催される2次予選に出場できるのです。
新人戦でベスト8ギリギリでしたので何とか2次予選の出場権を得ました!
そして、今回開催される2次予選は下記の通りになります。
- 新人戦のベスト8とベスト4のトーナメント
新人戦の結果、上位4チーム(ベスト4)と下位4チーム(ベスト8)が対戦する - 勝ち上がった4チームによるリーグ戦
対戦順は新人戦1位通過校が優位になる(初戦は1位と4位・・・)
このような形で、2022年1月8日~10日に実施されます。今年は会場の都合により、
- 1月8日にトーナメント1試合とリーグ戦1試合のダブルヘッダー
- 1月9日にリーグ戦の2試合目
- 1月10日にリーグ戦の3試合目
※全て30分ハーフ
合計4試合を3日間でこなすハードスケジュールとなります。初日の初戦に勝てば、リーグ戦になるので勝ち負けはもちろん1点の重要性も大きくなります。
ちなみに、神奈川県はこのような形で関東大会に出場する県の2校を決定しますが、他県では12月に新人戦を実施し、その上位2校が出場することもあり、各都道府県により選出はばらばらになっているようです。
神奈川県ハンドボール選手権大会(令和3年度)
ベスト8に残ったチームは選抜予選に参加できます。新人戦で敗れてしまったその他のチームはこの時期に『選手権大会』に参加します。神奈川県ハンドボール協会の選抜予選と同じところに組み合わせがあります。
これらのチームは、すでに全国選抜大会のチャンスは無くなっています。この大会の特徴としては体育館で行える試合が多いということです。本来、ハンドボール自体は体育館で行う競技ですが、神奈川県のほとんどの高校はグラウンドで練習をすることの方が多いですし、公式戦も各高校のグラウンドを使うこともほとんどです。
この背景には下記の2つが少なくとも上げられます。
- 各高校の体育館事情
体育館のスポーツだと日本ではバレーボールやバスケットボール、バドミントン、卓球などがまず思い浮かびますよね。 - 外部施設の体育館がハンドボールの正規の大きさ(40m×20m)を確保できない
1つ目の競技をできるように作られているところが多くハンドボールをやれないところが多いです。
などの理由があるようです。ですので、公式戦で体育館を使用できる数少ない機会だったりもします。
他のスポーツでは当たり前にできていることが、少なくとも神奈川県の高校ハンドボール界では当たり前ではないのです。神奈川県以外にもこういった地区は多いと思います。大学の1部に所属するようなチームでもグラウンドで練習を行うということもあったりするようです。