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文武両道 ~陸上:広田 有紀選手~

廣田3
出典:新潟アルビレックスランニングクラブホームページより

 

文武両道とは

『文武両道』、誰もが聞いたことのある言葉だと思う。辞書で調べると、

ポイント

勉学とスポーツ両方のこと

とある。そして、ここでは文武両道に秀でたアスリートを紹介していきたいと思う。記念すべき初回は陸上競技 800m走を主戦とする広田 有紀選手だ。

パッと見ていた下記の記事が目についた。

医師合格で五輪挑戦 広田、コロナ禍の葛藤超えてー陸上(JIJI.COMより)

医師を目指す!と言えば、先日のニュースで元ラグビー日本代表の高速ウイングである福岡堅樹選手が、7人制ラグビーの日本代表を目指すことを辞め、医師を目指して勉強に切り替えていくことを発表した。

広田選手は、すでに医師免許を取得したという意味では福岡選手とは逆のパターンでまだ選手を続けるということになる。

 

広田 有紀選手(新潟アルビレックスランニングクラブ所属)

2020年4月に新潟アルビレックスランニングクラブに所属が決まった広田 有紀選手。

文武両道の『文』

広田選手の『文』。それは医師であること。2020年3月に医師免許の国家資格に合格。秋田大学医学部を卒業。大学6年間勉強をしっかりして医師免許を一発合格したのだろう。

 

文武両道の『武』

広田選手の『武』。それは陸上競技・800m走のトップクラスのアスリートだということだ。高校2年生の国体では優勝。3年生では全国高校総体で優勝。

その後に、区切りをつけるはずだった陸上競技を大学の医学部生として勉強をしながら継続。
もちろん、練習量はトップ選手のそれと同じようにはできない中、自身で考えながら取り組み、2018年の日本選手権で自己最高記録をマークして4位に入賞。

 

今後の展望

大学で結果が出てきたことで、卒業後は研修医になるのを先送りにし、新潟アルビレックスランニングクラブに所属。オリンピックを目指すとのことだ。

2021年の東京オリンピックを1つの通過点とし、

『2024年のパリオリンピックに母を連れていきたい』

という夢を実現させるべく、前を向いて歩んでいる。

 

そういえば、秋に延期された陸上の日本選手権が10月1~3日に新潟で開催されることになったようだ。また1つ、これから先の注目選手が見つかった。まずは東京オリンピックへのチャレンジを注目ていきたい!

 

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