東京オリンピック2021の簡素化
日本では新型コロナウイルスの影響が収束傾向にあり、社会活動やスポーツイベントなども動きつつある。そんな中、2021年の7月・8月に延期された東京オリンピック・パラリンピックの話題が出てきた。
東京都の小池都知事が下記のように述べている。
合理化すべきところ、簡素化すべきところを進めていく。国、組織委員会と連携しながら考えていきたい
新型コロナウイルスの影響で史上初の1年延期になったオリンピック・パラリンピック。このまま新型コロナウイルスのコントロールができなければ、今度こそ、
東京オリンピック・パラリンピックの中止
も現実のものとなっていくだろう。それを避けるための発現とも考えらえる。
IOCは・・・
下記は、5月10日のテレ朝newsの記事だ。
IOC(国際オリンピック委員会)のコーツ調整委員長が、2021年に決まった東京五輪を、「再び延期することはない」と明言している。
また、「従来と同じ会場と日程で開催できるよう取り組んでいる」、「東京オリンピックは史上最高の大会になり得る」などと話していた。
このように話はしているが、新型コロナ対策や簡素化のためにいくつかの案がすでに話し合われており、具体案は下記の通りだ。
- 観客数の制限
- 選手の移動制限
- 観客のPCR検査を求める
日本は、本来できるはずだった「完全な開催」を目指していたが、一方でIOCは先ほど上げたように「再延期はない」と述べている。日本も新型コロナウイルスの影響を加味すれば今までと同じ発想でいては中止になると考え柔軟に対応する形に切り替えたようだ。