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巨人 坂本選手・大城選手がPCR検査陽性👉4日の検査結果で陰性に!

開幕を前にPCR検査で陽性者が出たが次の検査で陰性に!

今、ニュースでも言われているが6月3日に読売巨人軍の選手である2名(坂本勇人選手大城卓三選手)がPCR検査で陽性判定だったようだ。

経緯は下記の流れだと読売巨人軍のHPでも途中まで公開されている。

  • チームとして希望者に抗体検査を実施
    都内の大学医学部の研究に参加する形でスタッフ・選手約220名が参加
    血液中の抗体の有無を調べる検査
  • 5月29日(金)~5月31日(日)にかけて希望者全員の採血を実施
  • 選手・スタッフ4名から新型コロナに感染後、回復を示すIgG抗体が確認
  • 専門家の指導の下、この4名のPCR検査を6月2日(火)にPCR検査を実施
  • 6月3日AMに坂本選手と大城選手の陽性判定の連絡
  • 6月3日に2人は入院しその日のPMに再度PCR検査を実施
  • 6月3日14:00からの埼玉西武ライオンズとの
  • 6月4日AMに3日の検査結果が出て2人とも陰性判定の連絡が入る

との流れだ。抗体・IgGなどについては以前のブログにもまとめました。こちらをチェック!

上記を確認すると、最近感染したというよりは以前に無症状感染を起こしていて抗体ができ、一部の新型コロナウイルスが検出されたのではないかとも思える。
チームのHPにも下記の記載がある。まとめてみた。

  • 2名の新型コロナウイルスの遺伝子量は微量で正常値ギリギリの「微陽性」だということ。
  • 回復を示すIgG抗体を持っているため感染から時間がかなり経っているだろうこと(専門家より)。

 

今後の対応

ひとまず、読売巨人軍の対応としては、坂本選手・大城選手2名のPCR検査を連日実施して、陰性が確認でき次第、早期にチーム合流するとのことだ。2名とも体調に何も問題は無く味覚・嗅覚以上も無いとのこと。いわゆる無症状感染(不顕性感染)というやつだ。(いわゆる不顕性感染についてはこちら!

『連日実施』ということで3日の午後に受けたPCR検査の結果が本日4日に出たようだ。

【巨人】坂本勇人と大城卓三、PCR検査でともに陰性の判定…「微陽性」発表から一夜明け(スポーツ報知より)

ということで、これから専門家の助言を受けながらチーム合流を目指していくようである。

 

ポイント

問題は、NPBやこれからの各スポーツ団体としてこのような際の対応をどのようにしていくのかだろう。このような事が起こる度にスポーツイベントをいちいち中止していれば、何もできなくなってしまうし楽しみも激減してしまう。

これらについての対応のポイントは、まずは読売巨人軍の対応、そして前日まで練習試合をしていた埼玉西武ライオンズの対応だ。

読売巨人軍の対応

こちらは、先ほど挙げた通りの対応で陽性の選手である2名は連日PCR検査を実施し陰性になり次第チーム復帰。これはすでにクリアされ、先ほど記したように次のステップに進んでいる。濃厚接触者を含む関連する選手等合計26名ほどをすでに6月3日にPCR検査を終えている。そして4日、つまり先ほどその結果が出たようだ。

26名全員 PCR検査陰性
【巨人】坂本勇人と大城卓三の濃厚接触者ら26人、PCR検査で是認「陰性」(スポーツ報知より)

 

埼玉西武ライオンズの対応

こちらは、これからスタッフや選手たちの状況を確認してから判断するとのことだ。ちなみに、読売巨人軍がPCR検査をした26名と同じレベルで、坂本選手・大城選手に接触した選手などはいないようである。

 

注意ポイント

このような事態の際に各球団の判断もそうだが、その対応がバラバラでも不自然に感じるので、はやりNPBが最低限の対応をしっかり提示し、それを原則として各球団がさらに細かいものを付け加えたりという形にした方が良いだろうと感じる。

今のところ、開幕には影響がないと判断しており、開幕後に陽性者が出た場合の対応も開幕前までに確定する予定だということだ。その基準も注目していきたい。

 

個人的な考え方

特に根拠もないが個人的な意見を述べてみる。

そもそも新型コロナに関しては下記のような不確定要素が多い。

  • PCR検査の陽性率
    もちろん100%ではない
  • 今回の抗体検査の精度
    これもPCR検査の精度が100%ではないので100%ではないだろう
  • 無症状感染者がいること
  • そもそも新型コロナウイルスがまだまだ不明なところが多い

専門分野ではないが、これまでの情報からでもこれだけの不確定要素がある。今回の坂本選手や大城選手がどのように感染したのか、いわゆる【感染経路は不明】ということもあるだろう。それは最近の北九州市の事例でもわかるはずだ。

検査広げたら陽性次々 北九州、113人の半数が無症状(朝日新聞デジタルより)

なので、プロスポーツなら下記のような対応はどうだろうか。もちろんお金もかかるしできるできないはあるだろうが。再開、そして中断を避けるためには1つの発想としてはゼロではないと感じる。

チーム関係者は、球団が用意した場所に寝泊まりして、行動を制限する。各家庭にも帰らない状態をひとまず継続する。
こうすれば、今回のような事例があっても感染者は出ていていつ感染したかもわからない。でも誰も症状は出ていないわけだ。このような場合は無症状感染者が家族やファンなどのリスクのある人への感染を防ぐことが大切だろう。そこを防ぐことができれば選手たちも安心ではないだろうか。

もちろん、他球団へのリスクやそもそも自チームでも不安を感じる部分もある。現実的ではないけど、あくまで1つの可能性。プロとしてファンに活躍を見せたいチームや選手たち。それを待ち望むファンたち。模索は続ける必要がありますね。

 

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