2020年度 全国選抜大会神奈川県予選(コロナ禍により中止)
全国選抜大会出場の切符をかけた関東選抜予選は中止が決定
昨年度もこの大会が中止となり、本来の形式での選出ができずに急遽各都道府県から1校を選出することになりました。それにより神奈川県では、神奈川県選抜予選の前に開催された新人戦で優勝した我がチームが全国選抜大会に出場させてもらいました。
しかし、本来であれば神奈川県選抜予選で2位以上に入ることが必須に、その上でこの関東大会(2月初旬)で所定の条件を突破することで全国選抜大会(3月下旬)の出場権をゲットすることができます。
今回は、神奈川県の選抜予選が途中までとなりました。その段階で2位以上が確定していたのでそれが考慮されて神奈川県2位通過として関東選抜予選に出場することになります。
そして、1月24日(月)に全国選抜大会の関東予選の中止が東京都高体連ハンドボール専門部HPに発表されました。
これにより、神奈川県選抜予選の2位扱いとなっている私のサポートするチームは全国選抜大会の出場は極めて難しい状態となりました。昨年度の流れからすると、ブロック大会からの選抜ができくなり各都道府県から1チームの出場になったからです。
関東選抜予選の仕組み(今大会は中止)
下記までは東京都高体連ハンドボール専門部のHPにも掲載されていました。
関東大会について
大会運営のためにご尽力いただいた関係者の方々には感謝を申し上げます。
本来の関東大会は下記のような仕組みで全国選抜大会の出場を決定していきます。
関東選抜予選大会は、1位トーナメントと2位トーナメントに分かれて行われます。そして、1位トーナメントが圧倒的に出場権を得られるチャンスが多いのです。詳細は下記の通りです。組み合わせと一緒に見ると分かりやすいかと思います。
- 1位トーナメント(1都7県)
① 初戦で勝つと全国大会出場決定!
② 初戦で負けても次の負け残りで勝つと全国大会出場決定!
③ ②でさらに負けると2位トーナメントを勝ち上がったチームと対戦 勝てば全国大会出場決定!
とこのような形でチャンスは3回あります - 2位トーナメント(1都7県)
チャンスは1回のみ!👇
2位トーナメントを2連勝すると1位で負けてきたチーム(上記の③)と対戦 勝てば全国大会出場!
つまり3連勝が条件です。
今回は中止になりましたが、本来2位通過をするとこのような形で全国大会の出場を掴むチャンスがありました。厳しいですが、3連勝で決めるのはアツい!!
私も、今までで2位トーナメントから3連勝で全国大会への切符を掴んだことが2回ありましたが、魂が揺さぶられる戦いでした・・・。それで切符を掴めると最高です!
ちなみに、2位トーナメントから全国選抜大会への出場を掴んだうちの1回が、今年度卒業を迎える3年生たちが1年生の時の関東選抜予選大会(2月初旬開催)でした。そして、2年前ですのでわかると思いますが、全国大会の出場を勝ち取ったけど全国大会(3月開催)が中止になってしまったのです。これほど、切ないものは無かったです。
この年の2年生たちは、年度が明けて3年生となりその年のインターハイも県予選から全て中止となり最終学年で大会に臨むことさえ絶たれてしまったことは生涯忘れないでしょう。
これからは、何とか開催を続けられるように運営をしていけることを願っております。