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ハンドボール部を想定して練習再開を考える

ハンドボールの練習再開を考える

私は、アスレティックトレーナー兼トレーニングコーチとして高校の女子ハンドボール部のサポートを継続している。残念ながら、3月の全国大会の出場を決めていたが中止(詳しくはこちら!)となり夏のインターハイの中止(詳しくはこちら!)も決定してしまった・・・。

トンネルの先が見えない状況ではあるが、やがて来るであろうスポーツを再開する時に何を考えて実行すればいいのかを考えていきたい。

 

まずは日本ハンドボール協会をチェック!

日本のハンドボールの最上位団体は日本ハンドボール協会だろう。ひとまずここのホームページをチェックしてみたら、つい先日アップされたものを発見した。

こちらに目を通してみると、『イベントの再開』ということなので、例えば日本リーグだったりファン感謝祭のような一般の方が見に来るようなイベントを開催する際の

  • ガイドライン
  • 参加募集時の対応
  • 参加受付時の対応
  • スポーツイベント参加者への対応
  • イベント主催者が準備すべき事項の対応
  • 参加者が運動・スポーツを行う際の留意点

などが細かく記載されている。なるほど。ここで言うと最後に記載した『参加者が運動・スポーツを行う際の留意点』というところに部活動再開の感染予防を考慮したヒントがあるかもしれない。

と、いろいろ見ているとどうやらこのガイドラインは日本スポーツ協会という団体から下りてきたもののようだ。

メモ

日本スポーツ協会とは、かつての日本体育協会で日本ハンドボール協会もそうだが、国内の競技団体をある種、統括しているような団体である。

なので、所属団体の指導者の資格や私が取得したアスレティックトレーナーの資格もこの団体から認定されているものだ。
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者概要

日本スポーツ協会から下りてきたものを日本ハンドボール協会のホームページでも掲載していることになる。おおもとの団体から下りてきたものを守ることで、下部組織は安心もできるだろう。

 

参加者が運動・スポーツを行う際の留意点

ということで、話しを戻して部活動再開の感染予防を考慮したヒントになるのか内容を確認してチェックしてみた。

  • 十分な距離の確保
  • 位置取り(走ったり歩く際)
  • 唾や痰をはくことはなるべく行わない
  • タオルは共用しない
  • 飲食は指定場所以外で行わず距離をとる
  • 同じトング等で大皿での取り分けや回し飲みはしない
  • 飲みきれなかった水分などを指定場所以外に捨てない
    (例えば走路上など)

といった記載があった。内容をみると、私のサポートしているチームで特に参考になりそうなことは青マーカーでチェックしたところか。
指定場所を作ることで感染拡大のリスクを減らすことに繋がるだろう。

 

しかし、私がイメージしているのは
『ハンドボールに特化した練習に対する感染予防を考慮した練習の再開』
である。

もちろん、ハンドボールは接触の多いスポーツのためその段階でリスクがあるわけだ。だからこと、段階的な練習の再開も必要になる気がする。今後もこの点は参考になるものをチェックしていきたいと思う。

 

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