ハンドボールの練習再開を考える
前回は競技団体が出しているガイドラインを参考にしてみた。今回は、海外で少しずつ開催されているサッカーについての記事を参考に考えてみる。
海外のサッカーリーグではすでにドイツが無観客試合でリーグ戦を開催(AFP BB NEWSより)しだしている。しかし、ここでは決められた基準を破る監督や選手がいたようだ。
その他にも練習再開を決定したリーグの紹介があった。
- プレミアリーグ各クラブ、少人数で練習再開へ 19日から
AFP BB NEWSより(イングランド・プレミアリーグ)
5月19日以降の練習再開に向けた内容が記載されている。
①ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)
②少人数のグループに分かれて練習を再開
③接触を伴う練習はまだ
・練習後に毎回ゴール、ボール、ピッチ、その他の用具は消毒
・選手は他人と一緒に練習場を行き来しない
・公共交通機関やチームバスの利用は禁止 - リーガ各クラブがグループ練習開始、シーズン再開に向け前進
AFP BB NEWSより(スペイン・1部リーグ)
①最大10人でのグループ練習
②写真を見るにはコーチはマスク着用、選手は無し
③ミニゲームも行ったとのこと
※政府の決定で全チームが同じ方法で練習再開
ヨーロッパの国々でリーグ戦を中止にした国も多い
- フランス
- オランダ
- ルクセンブルグ
- ベルギー
サッカーが盛んなイメージがあるヨーロッパの国々としても苦渋の決断だっただろう。国によっては連名だったりがサッカー団体から賠償責任を問われるような話しも出ているようだ。
大切なことは人命を最優先に考えなければならないということ。
ハンドボールの練習再開のために
今回のサッカーの内容を参考に、ハンドボールの練習再開に活きる情報をまとめてみた。
- 少人数での練習再開
ハンドボールなら5~6人といったところか。 - ソーシャルディスタンスを確保
いきなり接触練習は控えある程度距離を保つメニューから段階的に導入 - 練習後に備品の消毒(もしくは洗浄)
高校などで毎回備品を消毒するのは一部活動のためと考えると困難のためボールやゴールの水洗いが現実的か
※さすがに一般的な高校生に移動手段で公共交通機関を使用するななどの非現実的なものは避けざるを得ない。
ひとまず、上記の3つは練習再開のヒントになりそうだ。
さらに、前回まとめたものが下記の内容だ。これらを活かして再開のヒントにしていこう。
- 唾や痰をはくことはなるべく行わない
- タオルは共用しない
- 飲食は指定場所以外で行わず距離をとる
- 飲みきれなかった水分などを指定場所以外に捨てない
(飲料をフィールドに巻いたりしない)
前回、気になっていた下記の内容のヒントになるものが出てきてよかった!
『ハンドボールに特化した練習に対する感染予防を考慮した練習の再開』今後も、ヒントになるような情報をまとめていこうと思う。